「森崎書店の日々」感想文

2011.01.02.Sun

主人公の女性もそれを知って、読書という
贅沢な時間の使い方を知る。
読書は勉強ではなくて、娯楽です。
彼女が自身の持つ知識からではなく、勘と
運だけで読む本を選ぶシーンが印象深いです。
本当の本選びは究極はそういうことだと思うのです。
なにより、関口良雄、野呂邦暢、尾崎一雄の本が登場して、
伝説の古本屋<山王書房>の文字が登場するあたり、
森崎書店のモデルはそうなのではと勘繰り、
早速、森崎書店へ行ってみたくなった。
ガケ書房 山下賢二
